!(^^)!通天閣 秋
通天閣の紹介 現在の通天閣は二代目で、1956年(昭和31年)に完成した。 通天閣観光株式会社(つうてんかくかんこう、Tsutenkaku Kanko Co., Ltd.)により運営されている。 避雷針を含めた高さは103m(塔自体の高さは100m)。 設計者は、ほぼ同時期にできた名古屋テレビ塔、東京タワーなどを手がけた内藤多仲。 建設を施工したのは奥村組である。 「通天閣」とは、「天に通じる高い建物」という意味で、命名したのは明治初期の儒学者、藤沢南岳である。 完成翌年の1957年(昭和32年)から、塔の側面に総合電機企業の日立製作所が広告を出している。 日立が広告を出すようになったのは、当時、地元の大手電機企業(松下電器、三洋電機、シャープなど)に対抗して 大阪に進出しようとしていた日立と、 資金調達のために長期に渡って広告を出してもらえる大手企業を探していた 通天閣観光の思惑が合致したのがきっかけとされる。なおかつては広告上部に日立の社章である 「亀の子マーク」が付けられていたが日立が使用をやめた2001年に取り外され(下述記事も参照)、 その当時はマークなしの看板に違和感を覚える市民も少なくなかった。 日立グループの広告が取り付けてあるからか、毎日正午には日立の樹のCMソングが流れる。 秋 二代目通天閣に建替えられた1956年(昭和31年)は年間入場者が155万人を越えていたものの、1 965年(昭和40年)に100万人を割込み、光化学スモッグ等の環境汚染等も要因となって 1975年(昭和50年)には20万人前後へと激減した。その後は緩やかに回復傾向を示し、 通天閣を舞台としたテレビ番組や串カツ人気の高まりもあって2006年(平成18年)に90万人、 2007年度(平成19年度)に100万人超へと回復した。通天閣の入場者数増加について、 通天閣観光は「若い人が新世界に大阪らしい情緒を求めているのだろう」とコメントしている。 開業54年目の2010年(平成22年)6月30日入場者数3500万人を突破した。
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